アレルギー性皮膚炎:食物アレルギーと環境アレルギーの違い

dog 126164 1920 アレルギー性皮膚炎:食物アレルギーと環境アレルギーの違い 病気とケア
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フレンチブルドッグの皮膚病の中でも、アレルギー性皮膚炎 は特に多くの犬が悩まされる疾患のひとつです。
アトピー性皮膚炎と同じように慢性的な皮膚トラブルを引き起こしますが、アレルギーの原因によって「食物アレルギー」と「環境アレルギー」の2種類に分けられます。
どちらもかゆみや赤みを伴う炎症を引き起こしますが、原因や対策が異なるため、それぞれの特徴を理解することが重要です。

食物アレルギーとは?

🔹 食物アレルギーの特徴

食物アレルギーは、特定の食材に対して免疫が過剰に反応し、皮膚炎や消化器症状を引き起こす病気 です。
遺伝的な要因もありますが、特定のタンパク質や炭水化物に対して過敏反応を起こす犬が多い と言われています。

📌 食物アレルギーの主な症状

強いかゆみ(顔・耳・脇・内股・足裏)
皮膚の赤み・炎症・発疹
脱毛・フケの増加
耳の炎症(外耳炎になりやすい)
慢性的な下痢・嘔吐(消化器症状が伴うことも)

⚠ 食物アレルギーを引き起こしやすい食材

フレンチブルドッグは、以下の食材にアレルギーを持つことが多いです。

高アレルギー性食品低アレルギー性食品
牛肉魚(サーモン・白身魚)
鶏肉ラム肉・鹿肉(ベニソン)
乳製品(チーズ・ヨーグルト)サツマイモ・カボチャ
小麦(グルテン)玄米・オートミール
とうもろこしジャガイモ

🩺 食物アレルギーの診断方法

食物アレルギーは、特定の食材を避ける「除去食試験」 によって診断します。

1️⃣ 獣医と相談し、疑わしい食材を除外
2️⃣ 2〜3ヶ月間、低アレルゲンフードのみを与える
3️⃣ 症状が改善すれば、1種類ずつ食材を追加し反応を確認する
4️⃣ アレルゲンを特定し、それを含まないフードを選ぶ

🛑 食物アレルギーの治療・対策

アレルギー対応のドッグフード(加水分解タンパク・低アレルゲンフード)に切り替える
おやつもアレルゲンを含まないものに変更
手作り食を与える場合は、栄養バランスに注意する

環境アレルギー(アトピー性皮膚炎)とは?

🔹 環境アレルギーの特徴

環境アレルギー(アトピー性皮膚炎)は、空気中のアレルゲン(花粉・ダニ・カビなど)に対する過剰な免疫反応 によって発症します。
フレンチブルドッグは、皮膚のバリア機能が弱いため、環境アレルギーを発症しやすい犬種 です。

📌 環境アレルギーの主な症状

かゆみ(特に顔・耳・足・脇・お腹)
皮膚の赤み・炎症・発疹
脱毛(掻きむしることで進行)
耳の炎症(外耳炎を併発することが多い)
皮膚が黒ずむ(色素沈着)

⚠ 環境アレルギーの原因

花粉(スギ・ヒノキ・ブタクサ)
ハウスダスト(ダニ・カビ)
化学物質(シャンプー・洗剤・消臭スプレー)
金属(首輪や食器の素材)
湿気や乾燥による皮膚のバリア機能低下

🩺 環境アレルギーの診断方法

1️⃣ アレルギー検査(血液検査・皮内テスト)
2️⃣ 特定のアレルゲンを避ける生活環境の調整
3️⃣ スキンケアを徹底し、皮膚バリアを強化

🛑 環境アレルギーの治療・対策

抗アレルギー薬(アポキル・サイトポイント)を使用
アレルゲンを減らす(掃除・空気清浄機・布製品の洗濯)
低刺激シャンプーでスキンケアを徹底
保湿剤で皮膚の乾燥を防ぐ

食物アレルギーと環境アレルギーの違い

項目食物アレルギー環境アレルギー
原因食材に含まれるタンパク質や炭水化物花粉・ハウスダスト・カビ・湿度
症状の特徴かゆみ・赤み・下痢・嘔吐かゆみ・赤み・脱毛・外耳炎
症状の発生時期年中発症することが多い季節によって悪化しやすい
診断方法除去食試験・血液検査環境アレルゲン検査・皮膚テスト
治療法低アレルゲンフードに切り替えるアレルゲン回避・薬物療法

まとめ:愛犬のアレルギーを正しく理解して対策を!

フレンチブルドッグは、食物アレルギー・環境アレルギーの両方を発症しやすい犬種 です。
かゆみ・赤み・脱毛がある場合、アレルギーの可能性を疑う
食物アレルギーは食事の見直しで対策が可能
環境アレルギーは、掃除やスキンケアで症状を軽減できる
早めにアレルゲンを特定し、適切な治療を行うことが大切!

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